7月 出張というファクター

コロナがいったん落ち着き、仕事に外出・出張というファクターが加わる。
ただし、出張先の訪問企業はやはりテレアポで開拓するしかない。
福岡の友人になんとかならないか相談。なんともならなかった。
それと上司が「出張が増えるからって新規開拓は継続して欲しい。出張先でもテレアポできるから」と言われた
8月 やべー奴

いつのまにかテレアポで名が上がっていたらしい
自席で半年にわたりえんえんと電話かけ続けているやべー奴がこの会社にいると。
え、みんなやってきたんちゃうの?
9月 〇回電話したら1社

半期の決算。
テレアポの成果をレビューした。
「だいたい1000回くらい電話したら、1社商談につながります!(( ・`д・´)キリッ)」
10月 〇〇みたいな企業しか

こちらは巡りあった貴重な1社と丁寧に商談をしたいのだが、上司的にそれはNGで相変わらずテレアポやれの圧がすごい。
「こいつらカスみたいな企業しかアポとれない」
と周囲にもらしているらしい。
ナ〇キとかと商談したくて、ウズウズしているらしい。
そんなホットな案件を早く見つけてきてくれと言われ続ける日々。
11月 自席でデカい声にこだわる

もう1社、商談に追加(自分的には)
月100件くらいはテレアポを続けるスケジュールで、貴重な商談の方をより優先してコソコソと進めることにした。
みんな声聞かれるのが嫌なのか、会議室やテレワークでテレアポやってるらしいが、俺は自席でデカい声でテレアポを続けることにこだわる(カモフラージュのために笑)
12月 他部署の方々から

複数回の出張と、遂に例の商談1社のコンペがスタートし大変忙しいのだが、テレアポはなんとか100件をキープ。
下手にアポとって予定を埋めたくなかったので、絶対にアポとれなさそうな企業ばかりにかけた。ナ〇キとか
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そして最終日の忘年会
他部署の方々から賛辞を受けた。承認欲求が満たされて素直に嬉しい。
同じ部屋にいる役員の方からも「彼はどの部署でもやっていける」とどえらい誉められた。自席でデカい声で電話かけ続けただけなのに(笑)
でもすごく有難い、異動キボンヌ!
上司は上司で他部署の方から
電話営業ばっかしてるけど全然仕事とれてない
といじられていたので、ちょっとスカっとした。
最後に
一年間自席でデカい声でテレアポを続けたおかげで、「今時テレアポて…」
と、問題視する人も社内にいるらしい。
ちなみにこの3年間テレアポからの新規受注はゼロ
更に言うとわが課の今年の新規受注もゼロ。
仕事がよい方に進んでいるところを俺はまだ身近で見たことはなく、これまで勤めた会社の中でいちばんやべー
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そんなわけで俺は、
2022年も自席でデカい声で電話をかけ続けて、
テレアポという名のヘルプサインを社内外に発信し続ける所存です。
(つづく)