南房総のお宿「ろくや」

今年に入って妻とよく「いちばん印象深かった旅館は?」とか「旅先でいちばん美味しかったのは?」とか、昔を懐かしんで喋ることが増えました。そこで唐突ですが、印象に残る宿ベスト2!!
(なぜ中途半端にベスト2かと言うと、今さらっと回想してみてサクっと書けそうな宿が2つだから)

【ベスト1】全部屋温泉露天風呂付きで9室限り! 秘境の温泉宿「祖谷美人」

https://iyabijin.jp/

妻とお付き合いして初めての旅行だったので俺も気合が入っていた。この宿で行先を決めたと言っても過言ではない。囲炉裏を囲むコース料理も人生初体験で印象深く、夜はのんびり部屋の露天風呂で・・と、一見隙のないプランに思えたが、訪れたのが1月で秘境は極寒。露天風呂で凍え死ぬかと思いました。温泉に入って「生き返る」という言葉の意味を、真に理解した2010年の冬でした。

【ベスト2】絶品朝食ブッフェでイクラ食べ放題!「ラビスタ函館ベイ」

https://www.hotespa.net/hotels/lahakodate/

HP見た瞬間後悔の念が募る。素晴らしいホテルとロケーションなのに朝食の思い出しかない・・なぜなら、夕方札幌空港についてそこから函館に移動したから。夕飯食べたりETCカード発行したり(!?)しながら進んだので、ホテルに到着したのはすっかり深夜。しかも次の日は小樽に行って宿泊先が富良野。イミガワカラナイ。。それにイクラの食べ過ぎもぶっちゃけ考えもので「美味しいものを少しだけ」の尊さを知った2016年の秋。寝るだけだったけどモダンな部屋もめっちゃよかったな。もう1回ここに泊まって函館満喫してリベンジをしたい


さて、そして現代へ

昔は上記の北海道旅行に代表されるように「周辺のスポットをかたっぱしから回ろうぜ!」的なスタイルでしたが、子供ができてからは、宿(ホテル)でゆったり過ごす時間を愛でて楽しむような旅行がしたいと思うようになりました。そして数年前に妻がインスタで「ここよくない!?」と見つけてきた千葉・南房総の「ろくや」という温泉宿がずっと気になっていたんです。この度ついに泊まることができました!

まさしく我が家が目指す新しい旅行スタイルにぴったりなお宿。暫定1位!←記憶の新しい順にすぐ塗り替えられるのであまり気になさらず(笑)

網元の宿 ろくや

何がいちばん感動したかって、夕食の魚料理*1

いちばん安い「スタンダード舟盛りプラン」の予約だけど、クオリティもボリュームも十分すぎる。最初に出てくる松茸の土瓶蒸しと豪勢な地魚大漁舟盛りが美味しすぎて、それだけで思いっきり満たされて妻ともう終わった気持ちになってたんだけど、むしろ本番はそこからでした

千葉 ろくや

ろくやの夕食

ここまでが前座。舟盛りを堪能している合間に「凌ぎ」の一品として穴子一本にぎりも出てきました。「これでお腹を少し満たして頂いて…」と丁寧に説明してくれましたが、もうすでに満たされている(笑) しかし続く料理もとにかく美味しいので、不思議と次々胃袋に収まってゆくのでした

千葉 ろくや

これは「さんが焼き」といいます。はじめまして
なめろうと並ぶ千葉の名物で(というかなめろうを焼いたもの?)、アジフライと一緒に翌日食べようと決めていた一品。期せずしてこの日食べることができて、しかもこれ以上はもうないやろってくらいうまかったのです。ろくやのさんが焼きはつなぎがほとんどないようでふわっふわ、えもいわれぬ食感と美味

ほぼ満腹の状態からこれらをぺろり。「本日のおすすめ」の煮魚は大きな鯛! 通常の居酒屋なら4~5人前と謳ってもよさそうなボリューム。この他に魚介の旨味たっぷりの鍋物もあり、とろろまであって「白ごはんが全然足りねー!」と心配してたら、なんとお替わりもOK!! 満腹感はどこへ(笑)

・・間違いなく限界越えでしたが、魚料理だからなのか不思議と胸やけや胃もたれはありません。子供用のメニューは一切注文しておらず心配していましたが、白ごはんとふりかけはサービスで出してくれるしオカズもこの量なのでシェアすれば全く問題ありません。この上なく満足、ごちそうさまでした!

ろくやの貸切温泉

これもまた最高でした。メインの3つのお風呂のうちどれか1つは予約で時間帯を選ぶことができて(早いもの勝ちですが)、後は空いてれば合計5つの貸切風呂に自由に入ることができます。

我々は早い者勝ちに負けて、空いていた「八竹の癒」を選択。別にそれほど差はないでしょう。子供用のマットや赤ちゃん用の椅子が用意してあったのがとても有難い

千葉 ろくや
八竹の癒

こうした貸切温泉(家族みんなで入れるお風呂)があることも、我が家の旅行のニューノーマル。息子が大きいお風呂怖がってずっと泣いてるのもすっかり慣れたw

ろくやの朝食

就寝前のプリチー♡なムスメをはさみつつ、

千葉 ろくや

翌朝の朝食もいってみましょう。あ、ちなみに部屋は別に普通だと思う(2階の「島」という角部屋でやや小さめ)

干物は昨晩のうちに5種類くらいから選びます。私は金目鯛、妻はえぼだいにしました(写真は金目鯛)ご飯はもちろんお替わりできて、写真には写してないけどつみれの味噌汁に海苔と納豆と卵まであるので本気出せば5杯くらいいけそう。20代の時ならいってたね。朝も大満足の魚料理でした。


個室で美味しい魚料理に貸切温泉。徒歩数分圏内には岩井海岸もあって夏は海水浴も楽しめそう。冬ならうまいこと夕食の時間とかぶらず夕焼けを拝めるかもしれない。更に条件が合えば富士山も…!

宿そのものを楽しむ旅のコンセプトにぴったり、サービスもロケーションも最高な南房総のお宿「ろくや」。念願叶って泊まってみた感想はシンプルに「また行きたい」。

*1:
「網元」とは「漁網や漁船を所有する漁業経営者」のことを指す言葉らしい。つまり「ろくや」は漁師が経営するお宿ということ。そりゃ魚料理がうまいはず。でも素材や鮮度にかまけるだけじゃなくて、味付けや盛付けにも一切手を抜いてないのがいい!

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