唐津くんちに行くために… というわけではないのですが、11月4日と5日に休みをもらって2日の夜から5日間帰省しました(2021年)
そして最初に目にしたのが3番曳山「亀と浦島太郎」でした
佐賀県が世界に誇る唐津くんち

九州北部の秋祭りは”くんち”と呼称されます。そしてその名の通り、佐賀県唐津市のお祭りが「唐津くんち」です。毎年11月2日から4日にかけて行われます
特にこのサイトが分かりやすいと思います。
2021年は縮小開催
2020年は時勢により中止となった唐津くんち。しかし2021年は従来よりも規模を縮小しての開催となり、11月3日のごく短い時間だけ14台の曳山(ひきやま)が唐津の町を巡行していました
しかし規模縮小とはいえ、相変わらず曳山の造形と祭囃子は素晴らしい。最後に見てから10年くらいブランクがありましたが、今後は毎年この時期に帰省しようと決めたのでした
3番曳山「亀と浦島太郎」



こんなに大きくて精緻で歴史ある造形物が巡行するお祭りが佐賀の片田舎で開催されているって、シンプルにすごくないですか?
ちょうど同時期に開催されるお隣佐賀氏の国際的イベント「バルーンフェスタ」に勝るとも劣らない、ってのが市民感情ですw
ここでなぜに浦島太郎? と思う人もいるでしょう。由来についてはまた今年の唐津くんちに行って写真を投稿する時に改めて書こうと思います。制作はなんと天保十二年(1841年)。百年以上前!!
曳子の表情も素敵です。写真の撮り甲斐がある!
子供の頃からこの唐津くんちに慣れ過ぎて、学生時代住んでた京都の祇園祭がピンとこなかったんだよね…(どちらが良い悪いとかではなく)
歴史上、唐津くんちの中止は…
雨の日も風の日も毎年続けられた「唐津くんち」。歴史上、前代未聞の中止をもたらしたのはなんとコロナ・ウイルスだけ!! 2021年は規模縮小とはいえ、市民や曳子にとっては悲願の開催決行だったと思います。この年、中尾彬はいらっしゃっていましたでしょうか(毎年よく来てた)
ちなみに雨の日の亀と浦島太郎が見れたらラッキー。太郎の傘・蓑の着用姿が拝めます(ところで太郎がマスクとかチープなことしてなくてよかった…)
(つづく)